糖尿病内科

女性医師がパンフレットを使って患者に治療内容を説明する診察の様子

早期の管理が、10年先のからだを守る

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が慢性的に高い状態が続く病気です。初期にはほとんど自覚症状がなく、健康診断で初めて指摘されるケースが大半を占めます。

しかし、高血糖の状態が長く続くと、目や腎臓、神経、そして心臓や脳の血管にまで影響が及びます。だからこそ、症状がない早い段階から適切な管理を始めることが大切です。

当院の副院長は、奈良県立医科大学で糖尿病を専門に10年以上の臨床経験を積んだ糖尿病専門医です。大学病院では、重い合併症を発症していく方を数多く診てきました。「もっと早い段階から手を打てていれば」その経験が、当院の糖尿病診療の出発点になっています。

数値の先にある、暮らしを見据えて

HbA1cや血糖値の改善はもちろん大切ですが、当院では数値だけを見て治療を組み立てることはしません。どのような仕事をしていて、食事はいつ摂っているのか、運動の時間はあるのか。生活の全体像を把握した上で、「この方にとって実行可能な方法は何か」を一緒に考えていきます。

前回からの変化やご自身の工夫を伺いながら、「できたこと」を一つずつ積み重ねていく。糖尿病は長く付き合う病気だからこそ、患者様ご自身が「これなら続けられる」と思える治療であることを何より大切にしています。

こんな方は一度ご相談ください

  • 健康診断でHbA1cや血糖値の異常を指摘された
  • のどの渇き、多飲、多尿、体重減少が気になる
  • 疲れやすさや手足のしびれが続いている
  • 家族に糖尿病の人がいて、自分も心配
  • 妊娠を希望しており、事前に血糖値を管理しておきたい
  • 歯周病がなかなか改善しない(糖尿病が関係している可能性があります)

当院の糖尿病内科の特徴

聴診器を着けた女性医師がモニターを指し示しながら患者に説明する診察風景

歯科と連携できる糖尿病内科

歯周病の炎症物質が血糖コントロールを妨げ、反対に高血糖が歯周病を悪化させる。この悪循環は医学的にすでに明らかになっています。当院は歯科と同じ施設内にある糖尿病内科です。糖尿病の診察の後、そのまま歯周病のチェックを受けていただけます。

インスリンからGLP-1まで、幅広い治療に対応

糖尿病専門医・研修指導医の資格を持つ副院長が、軽度の方から治療が複雑な方まで対応しています。インスリン療法の導入・管理、リベルサスやマンジャロなどのGLP-1受容体作動薬にも幅広く対応しており、患者様の状態やライフスタイルに合わせて適切な治療を選択していきます。

食事・運動の工夫を、具体的にお伝えします

3食しっかり食べて間食を減らすこと、タンパク質や野菜で満足感のある食事にすること、歩く距離を少し伸ばす、階段を使うなど、すぐに取り入れられる方法を具体的にご提案しています。フリースタイルリブレで血糖の動きを「見える化」したり、体組成計で筋肉量と脂肪量の変化を確認したりすることで、生活改善の効果を実感しながら治療を進めていただけます。

持続血糖測定(CGM)に対応

腕に装着した小型センサーで血糖変動を24時間連続記録する、持続血糖測定(CGM)を行っています。当院ではフリースタイルリブレを採用しており、「どの食事で血糖が上がるか」「運動でどのくらい下がるか」を見える化できるため、通院時の採血だけではわからない日々の血糖の動きを治療に活かせます。

女性の患者様の血糖管理の経験が豊富

妊娠を希望されている糖尿病の患者様にとって、妊娠前の血糖コントロールは母体と赤ちゃんの両方を守るために極めて重要です。副院長は大学病院で多くの妊娠前の血糖管理を経験してきた女性医師です。ライフステージに関わるデリケートなご相談にも対応しています。

HbA1cの結果は当日お伝えできます

HbA1c、血糖値、検尿などの糖尿病管理に必要な主要検査は、即日結果が出ます。検査結果を見ながらその日のうちに治療方針をご説明できるため、「結果を聞くためにもう一度来院する」という手間がありません

糖尿病と歯周病の深い関係

お口の中と血糖値は、つながっています

糖尿病で高血糖が続くと免疫力が低下して歯周病が進行しやすくなります。一方、歯周病の炎症物質はインスリンの働きを妨げて、血糖コントロールを悪化させます。つまり、歯周病を放置していると、お薬を使っても血糖値が安定しにくくなる可能性があるのです。

この悪循環を断ち切るには、糖尿病と歯周病の治療を並行して行うことが有効です。当院では、糖尿病の診察で歯周病のリスクが高いと判断した場合、同じ施設内の歯科での受診をご案内しています。反対に、歯科で重度の歯周病が見つかった場合には、内科で血糖値のチェックを行うこともあります。

合併症を防ぐために

糖尿病で怖いのは、“糖尿病そのもの”ではありません

糖尿病の治療において最も重要なのは、合併症を防ぐことです。高血糖の状態が長年にわたって続くと、全身の血管が少しずつ傷つけられて、様々な臓器に障害が現れます。

三大合併症

  • 糖尿病神経障害:手足のしびれや痛み、感覚の鈍麻が現れます。足の傷に気づきにくくなり、壊疽に至るリスクもあります
  • 糖尿病網膜症:目の網膜の血管が障害されて、視力低下や最悪の場合は失明につながります
  • 糖尿病腎症:腎臓の機能が低下して、進行すると人工透析が必要になることがあります

大血管障害

動脈硬化が加速して、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。糖尿病の方は、そうではない方と比べて心血管疾患の発症リスクが2~4倍になるとされています。

当院での合併症管理

合併症の早期発見には、定期的な検査が欠かせません。当院では、血液検査や尿検査で腎機能を定期的に確認しているほか、ABI検査で動脈硬化の進行度も評価しています。

眼科(網膜症の評価)や腎臓内科との連携も行っており、必要に応じて大阪けいさつ病院や大阪赤十字病院などの専門医療機関へご紹介いたします。

検査について

体組成計・採血用チェア・血液検査機器などを備えた明るい検査室

当院では、糖尿病の管理に必要な以下の検査を院内で実施しています。

検査項目 内容 結果
HbA1c 過去1~2ヶ月の平均的な血糖状態を反映する指標 即日
血糖値 採血時の血糖の値 即日
検尿 尿糖・尿蛋白の有無を確認 即日
血球検査 貧血や感染の有無を確認 即日
ABI検査 動脈硬化の程度を評価 当日
心電図 心臓への影響を確認 当日
体組成計 筋肉量・脂肪量の内訳を計測 当日
フリースタイルリブレ 日々の血糖変動を連続記録 装着期間中

持続血糖測定(CGM)に対応

腕に装着した小型センサーで、日々の血糖値の変動を連続的に記録する持続血糖測定システムです。どの食事で血糖が上がりやすいか、運動後にどのくらい下がるかなど、生活と血糖の関係を具体的に把握できるため、食事や運動の工夫に活かしていただけます。

糖尿病の治療

糖尿病の治療は、食事療法・運動療法・薬物療法を組み合わせて行います。当院では、患者様の生活背景や治療の段階に応じて、以下の治療を行っています。

食事療法

3食をしっかり摂って間食を減らすことが基本です。タンパク質や野菜の摂取量を増やして、満足感の得られる食事にしていくことを提案しています。極端なカロリー制限ではなく、長く続けられる食べ方を一緒に考えていきます。

運動療法

急に激しい運動を始めると、関節を痛めてしまうことがあります。まずは日常の活動量を少しずつ増やすことから始めます。家の中で動く範囲を広げる、一駅分歩いてみる、エレベーターの代わりに階段を使う。こうした積み重ねが、血糖値の改善につながっていきます。

薬物療法

生活習慣の改善だけでは血糖コントロールが十分でない場合、内服薬や注射薬による治療を行います。

  • 内服薬:患者様の病態に合わせて、複数の種類の中から適切なお薬を選択します
  • GLP-1受容体作動薬:リベルサス(内服)、マンジャロ、オゼンピック、ゾルトファイ(注射)など
  • インスリン療法:内服薬やGLP-1受容体作動薬でコントロールが難しい場合に導入します

お薬は、状態が安定してくれば減らしていくことも検討します。「一度始めたら一生飲み続けなければならない」ということはありません。生活習慣の改善と合わせて、お薬の量や種類を見直しながら、その時の状態に最も適した治療を続けていきます。

他院で治療中の方・転院をお考えの方へ

「お薬が増えているのに、なかなかHbA1cが安定しない」「インスリンを勧められているが、本当に必要なのか確認したい」「今の治療方針に不安があるが、主治医に相談しにくい」

こうしたお悩みをお持ちの方も、当院を受診していただけます。紹介状がなくても大丈夫です。治療の経過を確認する必要がある場合は、当院から前の医療機関へ問い合わせることもできます。

特に以下のような状況にある方は、糖尿病専門医への相談を検討されることをおすすめします。

  • 内服薬の種類が増えているのに、HbA1cが改善しない
  • お薬が自分に合っていないのではないかと感じている
  • インスリンや注射薬への移行を検討しているが、踏み切れない
  • 現在の通院先の診療時間が合わず、受診の間隔があきがち

これまでの治療経過を踏まえた上で、今後の方針を一緒に考えていきます。まずはお気軽にご相談ください。

診察のご予約について

当院は予約優先制です。お電話またはWeb予約にてご予約のうえご来院ください。

うえほんまちかづクリニック 糖尿病内分泌内科

〒543-0041 大阪府大阪市天王寺区真法院町7-31 五条ビル3階

電話番号:06-6718-7506

【内科診察】
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9:15~15:00

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